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へそ餅って?

あけましておめでとうございます。今日から3学期が始まり、ようやく我が家にも平穏が戻ってまいりました。

が、クリスマス、お正月、と1年で一番楽しい時期が終わってしまい、少し寂しくもあります。

ところで、へそ餅ってご存知ですか?

元々私も知らなくて、私は関西出身なのですが、こちら(静岡県)のスーパーで初めて「へそ餅」なるものを見つけました。

その形のものは見たことがあって、毎年主人の実家(滋賀県)で餅つきをするのですが、トイレに飾る「お鏡さん」が「へそ餅」という名前で売られていました。

元々私の実家ではトイレに鏡餅を飾る風習はなく、小さい鏡餅をトイレに飾る、という風習を始めて義母から教えられ、結婚後は毎年家のトイレに飾ってきたのですが、どうやって飾るのか、処分はどうしたらいいのかは謎のままでした。

今でも本当の飾り方はわからないので、下の写真のように折り紙を三角に折って、その上にお餅を乗せて、トイレの適当な場所に鏡開きの日まで飾り、鏡開きが終わると、食べるのも衛生的に気になるので、そのまま生ごみにポイしています。

P1160148-mochi.jpg

その小さいお鏡さんをスーパーで見かけたので、あぁやっぱりこの周辺の人もトイレに飾るんだ、「へそ餅」っいうんだ、と納得していました。

が、「へそ餅」で検索してみると、どうやらいわゆるへそ餅とは静岡限定で、お月見の時に食べるお団子のことのようです。

その由来は、徳川家康が幼少時代、今川氏の人質として駿府城にいた時、三河からの付き人が元気に丈夫育つようにとの思いから、餅に「へそ」を作り、そこにあんを添えて食べさせたのが初めだと伝えられています。

ということで、静岡では十五夜のお月見団子は真ん中がへこんだお餅を食べるのが主流のようです。

遠州地方に住み始めて12年になるというのに知らなかった...!

そして静岡県中部地方は、お正月にこの小さい鏡餅のように真ん中に小さいお餅を乗っけたでべそ型のお餅を飾るようです。

今度周りのおばさま達にどこに飾っているか聞いてみようっと。

→追記)聞いてみたら、日頃お世話になっている場所(台所やトイレや外回りでもどこでもあちこち)に置くそうです。


あとお正月の主人側の実家の気になる風習がもうひとつ。

祝箸を使うのはいいのですが、それを洗わないということ!

お茶などでゆすいでそのまま自分の名前が書かれた箸袋に戻すのですが、それを洗わないでまた使うというのはどうしても抵抗があります。

これも結婚して初めて知った風習なので、本当にそんな風習あるの?と疑っていましたが、またネットで調べてみたら、どうやら三が日の間は洗わない、といった風習が本当にあるようです。理由は女性に家事をさせない為だとか...。

一応実家にいる間は従いますが、家に持って帰ったらやっぱり気になるので、洗ってしまいます(^^;)

風習って面倒ですが、ご先祖様から受け継がれてきたものですし、やっぱり日本人として子どもにも引き継いでいきたいですね。











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